東京生まれのジュエリーデザイナー
3月1日から3月31日まで
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科金工専攻 卒業
東京芸術大学工芸専攻鋳金研究分野 修了
ひとみは武蔵野美術大学でジュエリーと金属加工を、そして東京芸術大学にて鋳金を学びました。2009年、彼女は第48回日本工芸デザインコンペティションにて特別審査委員賞を受賞しました。さらに、2014年には東京スパイラルインディペンデントクリエーターズフェスティバル青山にて特別審査委員賞を受賞。彼女はジュdaエリーデザイナーおよびアーティストとしての活躍に加え、東京の芸術大学にて非常勤アシスタントを務めています。
知識の共有
オランダの学生と知識を共有するためにひとみはGerrit Rietveld Academy のjewelry-linking bodies部門のワークショップに招待されました。
Gerrit Rietveld Academyは、アムステルダムにあるオランダで最も有名で国際的なアートアカデミーの1つです。ひとみは生徒たちと協力して、石膏、シリコン、スズを使った彼女の体験についての洞察を提供しました。
ひとみはこのようなコメントを残しました:
「この経験はアムステルダムでの滞在の内、重要な経験の一つでした。新型ウィルスに伴う状況が急速に変化する中、ワークショップを開催しあらゆる課題を乗り越えたことで自信を得られ、その経験と学びは今後の私のキャリアとメンタリティにとってとても実りの多いものになるでしょう。」
ザ・インターナショナル・ハンマークラブ
ひとみはスコーンホーフェンのシルバー美術館に招待を受け彼女の作品を展示する機会を得ました。国際ハンマークラブ展は主に銀細工をテーマに焦点を当てた展示会でした。彼女の銀細工の作品のほとんどが日本に残されていたにも関わらず、ひとみによる金属細工がとても美しい事から展示会に出展する事になりました。
Deshima AIRとアトリエ・パッシ(ポール・ド・フリース)は、3月の最後の週末にひとみの作品展を開催する取り組みをはじめましたが、新型ウィルスの影響を受け開催することができませんでした。ひとみは「VakschoolSieradenSchoonhoven 125周年」記念するイベントにて彼女の作品について講演するよう招待をされていましたが、残念ながらこれらのイベントも中止となりました。
足早いお別れ
新型ウィルスの影響を受けひとみのオランダでの滞在は短かったものの濃く充実したものとなりました。彼女が東京へと旅立った後も私たちは連絡を取り合いました。連絡を取り合う中でひとみはオランダでの滞在が有意義であったこと、そして帰国後、自宅で読書や映画を楽しみながら休息をしつつ彼女の次の冒険に備えていることを話してくれました。ひとみさん、この度はありがとうございました。近い未来、またお会いできることを心から願っています。