voorjaar

三週間というあっという間の滞在でしたが、みなさん有り難うございました。

オランダはすっかり春の温かさです。

”器”というものが、きっかけで、様々な人達と繋がれ、体験者のオランダの方も多く来てくれて、興味を持ってくていることを直接感じれて大変いい機会でした。また、プレゼンではで料理(みんなさん)、音楽(ゆたさん)、香りとともに、時間と空間を作る事が出来き、楽しい時間でした。

港街ならではの、気質なのか交流することが楽しみを生んでいるように感じます。いろんな物を組み合わせたり、そこから新しいものを作ったり、ある種の翁実験工房の様でもありますが、そこには「これは面白いんじゃないか!?」とか、少し無邪気な子供のような楽しさがあるように思います。

アムステルダムの風景には17世紀から現代までのいろんな時代の建築がありますが、形や色は違っても様式のようなものは繋がっていて、みんあ個性を主張してはいますが繋がっているように感じました。

”自由”というのがオランダのイメージでしたが、ここにはある種しっかりした規範(もしくはルール)がある(作っている!?)。近年のpinカード社会は、旅行者にはちょっと悲しいですが、よりよくなることを祈っています。

話は、それましたが、このリサーチでは、ほんの一部ではあるかとおもいますが、生活文化を知る事が出来ました。一つ知ると、また次の疑問と興味が湧いてくる。また再び訪れて、新しい実験と、作品が出来たらと思います。

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Dank u wel !

教育

オランダのある家庭にお邪魔してきました。ちょっと、驚いたのは、日本でいう中学校に入学したときからは母国語(ここではオランダ語)の授業以外は英語で授業が行われるとのこと!スタート時には全然分からなくてもいいとのことで、しばらくはオランダ語でもサポートしてくれるそうですが、クリスマスを過ぎるころにはだんだんそのサポートも少なく厳しくなってくるそうです。でも、その頃には皆英語で話せるようになってくるんだとか。

さらには、英語以外にも第二(第三かも!?)外国語を選択し勉強するそうで、フランス語、ドイツ語など選択できるそう。一体、何カ国語を習得するんでしょうか!?

オランダである程度どの年代の方でも英語が話せるし、若い世代はほとんどみな自由に話しています。その理由がちょっとだけ理解できました。また、ここでは、様々な国や文化の異なった人達が住んでいたり、旅行で訪れたりしていますが、やはり共存して行く為、お互いの理解の為にも共通の言語は必須なのだと感じますし、港町のここは、交流する事がすきなのかもしれません。

 

インタビュー

ここ出島AIRの協力のお陰で、オランダの食卓のリサーチを行いました。実際にここオランダの人たちはどんな食卓で、どんなものを普段食べているのかな?という単純な疑問と、実際にオランダの人が私のつくる器をどう感じるのか?ということを知りたかったから。その協力してくれたオランダの人がインタビューに協力してくれました。その中で面白かった事は、”もの”に対して手間をかけることで、その表情の変化だったり、美しさだったりいろんなことに気づくことができたと話してくれたこと。あるご夫婦の個人的な意見ですので、皆がそうであるとはおもいませんが、あ、なにか繋がる感覚があるんだなと実感したインタビューでした。_MG_8339

オランダ料理

オランダ料理ってなんだろう。いくつか、例に挙がりますが一つはこれですかね。

マッシュポテト with ソーセージ(ちなみに写真はほうれん草入)

テーブルのセットもオランダらしいというのか、いろいろミックスなのがカワイイ。

この写真はあるお店の料理ですが、オランダの人達ってどんな食文化なんだろうか?

そんなとこから、オランダについてリサーチをしていますpotato table

少しの期間ですが、私の見たオランダについてお伝えできたらと思います。

長崎⇔Middelburg

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長崎との姉妹都市 オランダ南西部ゼーラント州の州都 ミデルブルフ(Middelburg)に行ってきました。

歴史は8世紀後半から9世紀始め。重要な商業の中心地として栄え、中世の間を通じてイギリスとフランドルの間の交易に重要な役割を果し、17世紀に入るとオランダ東インド会社の重要な貿易拠点であったそうです。アムステルダムに次ぐ交易都市と言われ、街のつくりも小アムステルダムのようです。

現在のMiddelburgは、かつて反映していた面影はあまり感じません。とても静かなたたずまい。教会の鐘の音が響き渡り、とてもほっとするところでした。

詳細はこちらをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%95

また、このゼーラント地方の伝統的な衣装はこんな感じ。とてもユニークです。

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また、周辺は、一面緑と水場、鳥や羊、馬などが放牧され、なんともオランダらしい風景が広がります。

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この地から日本へ、かつていろんなものを乗せて船が渡ってきたかと思うと、とても感慨深いものがあります。

 

byかとうゆみ