Waag societyで行われた『the other Dinner』というワークショップに参加しました。
http://waag.org/en/event/other-dinner
肉の文化、食べることを考えるワークショップ。実際にどのような部位、何を食べているのか?また、食べていくのか?
様々なアプローチを体験しました。
鳥、豚、牛、羊のさまざまな部位、捨てられている部位を調理し食べる、未来の肉についての実験、ラットのcookingshow、アーティスト、食に関する専門家のトークなど。盛りだくさん。
私にはとても耐えられないシーンも。オランダ人は全然平気。真剣なまなざしで取り組んでいました。知らないまま見過ごしてきたことの数々に改めて気づかされる機会となりました。
調理され、姿カタチが変わってしまうと感じられない感覚、感触。命あるものを頂いていることが、どんなことなのか?そしてどんな気持ちになるのか?さまざまな感情を体験することができました。また、参加するものどうし、シェアすることもできました。
様々な意見の交換、肉食に対する考え方など、食糧危機に備え、ネズミを食べる?ネズミの肉片から、人工ミートをつくるなど、信じられない現実も、そこにありました。
他国で思想や信条を理由として迫害された人々を受け入れることで繁栄し、さらに「オランダはオランダ人が作った」と言われているように、このワークショップは、なんともオランダらしい感性を感じる機会となりました。私ならば、日本ならば、また違ったアプローチで『未来の食』を考えられるのでは、という気持ちにもなんだかなりました。
byかとうゆみ