宮階真紀

参加期間:2014年9月3日~30日

宮階真紀は、京都から来た、性的少数民族やHIV患者の支援ためにパフォーマンスアーティストです。

参加前の計画
『当時、私自身セックスワーカーであり、またセックスワーカーの労働における安全や健康への環境改善を望む運動に参加してました。なので参加以前からアムステルダムのレッドライトエリアの在り方は伝え聞いていて憧れと関心の的でした。なのでとにかくその中のワーカーのコミュニティやまたはそこに近い人と話をしてみたいと思いました。

そしてどの地域でもですが、セックスワークが地域の性規範の在り方とかけ離れている事はないので、じゃあアムステルダムで例えば性教育やジェンダー観とはどんな感じなのだろう?と知りたいと思いました。もちろん個々違う事は当然ですが。緩やかなアウトラインすら日本とはかなり違いがありそうだと思いました。

これらを調べながら街を歩いたり地元のスーパー等を使いご飯を作り喋ったりしながら、それをパフォーマンスの形にしようと思いました。』

参加中の進化
『スタッフの方々のご厚意により、予想よりうんと多くの人に出会え場所も教えていただき、数珠繋ぎのように様々な体験が出来ました。進化というか毎日瞬き毎に視野の風景が変わるような。

行く前のアムステルダムの一種のおおらかさの私のイメージはジェンダーやセックスワークについてが大きかったですが、土地の由来にしろ移民が多い事にしろ土地や人々という自然にも繋がるという観点が大きくなりました。』

レッドライトエリア上演
アムステルダムのレッドライトエリアで上演をした、特定のオブジェクトや動きによって聴衆と対話しました。セクシュアリティについて考えるように聴衆に衝撃を与える意図で制定されました。

会話
宮階は、オランダ人からの物語やセクシュアリティについて意見を聞くために会を催したり、セックスワーカーの人権と状況について学びました。宮階と私たちにとって面白かったですが、他の国籍の人と一緒に性的差別や性教育との関連について、国の間には違いがあることを話しました。

プロジェクト参加後
『アムステルダムで体験した「私が誰でどんな立場の者であれど、目の前の人を見ること聞くことを大切にして向き合ってくれる人々が多かったこと」は、私をとてもシンプルにしてくれました。アムステルダムの寛容さ多様さの美しさは、もちろん問題もありながらでもそこにいる人々の意思や姿勢あっての事で、私が何を現したいのかはまずどう生活するのかを日々過ごす事が下ごしらえなのだなと腹を括り、毎日がとても面白いです、辛い時でも。』

壊れやすい体つきと強い心とエロティックなテーマを組み合わせ、アムステルダムのレッドライトエリアでパフォーマンスは驚くべき感性ができました。

– Hannie van den Bergh, アーティスト、ディザイナー、Deshima AIRのキュレーター

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